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今年度のシンポジウムは、会場を高志会館で行いました。昨年よりも、広い会場ということで、ゆったりとした雰囲気で行うことができました。
最初の実践発表は、附属幼稚園の林智子先生です。
「つくりたい!」「やってみたい!」を大切にして
をテーマに発表してくださいました。一つ目の実践「すてきなぼうし」は、活動の前に絵本を読み聞かせることにより、子どもたちの「作ってみたい!」という意欲を高めることができたとのこと。出来上がった帽子をうれしそうにかぶっている子供たちの様子が印象的でした。
二つ目の実践「ゆめのまち」では、子供たちの目の前で道作りを示すことで子供たちの「やってみたい」という意欲を高めるとともに、つくりたいもののイメージを具体的に考えることができたようです。のびのびと自分の思い描いたまちをどんどん作り出している様子が印象的でした。
最後にまとめとして、小学校の4観点から園児と児童の造形活動における共通点と相違点をわかりやすく発表してくださいました。幼稚園教諭でありながら、小学校教諭としての経験もある立場だからこその貴重な発表でした。


続いて、富山市立水橋中部小学校の老田先生。
造形遊びの中での美的要素の高まり「広げようマイ万華鏡ワールド」の実践を通して
ということで発表してくださいました。
万華鏡のもつ特性を、
・万華鏡の核は、見た目だけでなく、覗いて得られる映像
・同じ映像から二度と再現できない。
・映像を生み出すために、必要な構成要素がシンプル。
という3つの視点から、わかりやすくまとめたことをもとに、異校種で導入する際のポイントについても提案してくださいました。万華鏡のつくりだす美しい映像がとても印象的な発表でした。
次に富山市立南部中学校の正橋先生。
「絵画から構想する装飾」という題材名でポストカードの額縁をつくった実践について発表してくださいました。
単に鑑賞で終わるのではなく、鑑賞を通して感じたことを自由にデザインして木彫を施してオリジナルの額縁をつくるという素敵な実践でした。表現と鑑賞の一体化の大切さについて改めて考えさせられました。

最後は富山県立小杉高等学校の宮原先生です。
「総合学科美術系絵画基礎の授業について」をテーマに発表してくださいました。
三年間を通して、絵画基礎の授業ではどのような授業をしているのかについて、生徒作品を見せながら具体的に紹介して下さいました。特に、基礎基本となる技能の習得に力をいれているようで、様々な描画材や技法を使って美術に取り組んでいる様子がよく分かりました。流石に自ら美術を選んだ高校生を対象とした専門的な授業ということで技能が高く、紹介された作品はどれもレベルの高いものばかりでした。

引続き、実践発表の先生方に、コーディネーターに砺波市教育センター副主幹の小野美恵子先生に迎えてシンポジウムを行いました。
シンポジウムのなかでは、いかに校種を越えた中で美術というものをとらえたらいいのかということについて真剣な話が交わされました。なかなか結論のでることではないのですが、子どもが表現していることの背景を教師がしっかりとくみとり、その中からとらえたよさをかえしていくことが、つくり出す喜びを味わう子どもを育てていくことにつながっていくのではないかという話が出されました。また、異校種で互いの授業を実際に見合う機会を増やすことの大切さについて意見が出されました。
2011/11/19(土) 12:33
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